年金受給者がお金を借りる方法

一般的に、銀行や消費者金融などの金融機関では、年金受給者がお金を借りることは難しくなっています。年金という安定した収入があるものの、年齢的に病気や怪我をしやすく、完済できるのかが大きなリスクとなり、金額に関わらず借り入れはとても難しくなっています。カードローンやキャッシング商品などでも、借り入れ条件の部分に「20歳から62歳までで安定した収入がある人」と申込可能年齢の制限が設けられている商品も多く、年金受給者では年齢制限に引っかかってしまう事が多いのです。借り入れ商品ごとに上限年齢は異なりますが、62歳と言うものもあれば65歳、70歳など、商品ごとに様々です。

しかし、年金受給者と言っても毎日の生活の中でお金が必要になることはありますし、自営業をしている人などは、年金受給の年齢になっても働いている人もたくさんいます。また、年齢的にいつどんな病気や怪我をするかわかりませんから、突発的に多額の医療費がかかることも考えられます。

年金受給者がお金を借りる場合には、一般の社会人向けの借り入れ商品ではなく、年金受給者を対象としたローン商品を選んで申し込み手続きをするのが良いでしょう。年金担保貸付事業というシニア世代のための借り入れ商品は、独立行政法人の福祉医療機構によって管理運営されています。シニア世代を対象とした借り入れなので、年金しか収入源がない人でも心配なく申込みすることができます。

この借り入れ商品は条件が付いていて、融資可能額は10万円から250万円までとされていてこの金額内でしか借りることができません。また、収入として得ている年金よりも大きな金額を借りることはできないので、確実に返済できる金額しか借りられなくなっているのが特徴です。さらに、1回の借入で完済までの返済回数は15回までと決められているので、そうした点も考慮しながら、いくらまで借りられるのかを計算すると良いでしょう。

年金受給者の借入の目的は、保険医療や介護福祉費、不動産や住宅改修費、冠婚葬祭費などにあてられることが多いようです。そのため年金担保貸付事業から借りる場合には、借りる目的をきちんと決めて必要な金額のみを借りることになります。日常の生活費にあてたり娯楽費に使ったりしたい場合などには、借り入れできる金額の上限は100万円までとなっているので注意しましょう。この借入は担保型なので、もしも返済が遅れたりする場合には、年金が差し押さえになってしまうので、くれぐれも借りる際には計画的に借りて、計画的に返済しなければいけません。

 
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